ケアマネージャー資格取得で転職

介護職に就いている方の中には、もっと利用者にとって近い存在になりたいと考えている方もいると思います。介護職をやっていると本当にこのケアで十分なんだろうかと不安に感じることも多々あり、それに不安を感じている方もいるでしょう。そんな方は、一人一人に合ったケアプランが作成できるケアマネージャーの資格を取得してみると良いかもしれません。

では、ケアマネージャーについてご紹介しましょう。ケアマネージャーは、介護支援専門員とも呼ばれており、利用者の相談を受けながら、どういったケアを行っていけば良いのかケアプランを作成していく仕事を行います。時には、市町村、事業所などに連絡を取ったり、調整することも必要でとても大きな役割を担う立場です。ケアマネージャーの資格は、介護職の中でも難しい資格と言われており、資格取得後はどこの施設でも重宝される存在となります。合格率が20パーセントを切っていることからも貴重な存在であることは理解できるでしょう。

ケアマネージャーの資格を取得するためには、福祉系や保険医療関係の国家資格を持ち、5年以上の実務経験を持っていること、また介護事務の実務経験が10年以上あることが条件です。とはいえ、資格取得後には、収入アップが期待されます。さらに管理者などがキャリアアップを考えている場合にも、この資格はおすすめです。今後、更に介護施設の数は増えると予想されており、ケアマネージャーの資格があるだけで転職時にもかなり有利になるでしょう。